長い地震だった、
もう終わるから出ないほうがいいといいながら我慢していたが、妻がしがみ付きながら「早く外に出ようよー。」というので二人とも裸足で庭に飛び出した。
棚から荷物が落ちた
屋根に風呂一回分の水の詰まった重い太陽温水器が乗っているのを心配しながら、さらに大きく長い揺れと共に、建物のミシミシいう音に肝を冷やしながら、窯のレンガ煙突が崩れるのを見ながら、ただ収まるのを待ち続けた。揺れが収まり家に入ってみると、廊下に棚の荷物が落ち通行止めになっていた。
焼き物が大量に割れた
細工場では棚の焼き物が倒れたり落ちたり、窯屋でも積んであった焼き物が倒れたり、床に落ちて割れたり、ただし普段処分できずに迷って棚を占領していたものなど、この際多少整理できたと思う。一夜明けた今日、昼過ぎにやっと停電から開放され、テレビを見て被害の大きさにびっくり、昨日から聞いていたラジオの情報でうすうす感じていた被害情報であったが、大津波さらに原子力発電所の被害という大災害になっていることを目の当たりにした。
電話も通ぜず子供達にも心配かけたが、あと片付けも終わり改めて我が家の無事にほっと一息。
電気も点いたし、信号機も点く様になったろう、レジも動くだろうと、スーパーへ食糧を買いに出かけてみたが、地震の為ベイシア、とりせん、かましん、全部臨時休業、コメリは開店、ガソリン行列。
途中の風景でも、地震の被害で石積みの塀が壊れたり、屋根の瓦が落ちている家々がそこここで見られた。
いつになったら平常に戻るのだろう。
災害地の一日も早い復興、そして災害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げます。
追記
うどんの「タヌキ」さんからお便り
個展会場でうどん屋さんに「お店で使える器」を選んでいただきました。
輪紋小皿、輪紋そば猪口、楕円皿が各10個必要のところ楕円皿が1枚足らぬまま、お求め頂き、
後になって我が家で1枚見つけたのでお客さんの手元に郵送してみたところ、美味しそうなうどんの写真と共に
「おみせではお皿、小皿、つけつゆ入れと使わせて頂いていますが、買ったその時よりも使った時、そのよさを実感しました。・・・」このような嬉しいお便り頂きました。
西白河の「うどんのタヌキ」さん、今回の地震被害はなかったでしょうか?
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