2008年1月24日木曜日

寝ながら窯焼

深夜の窯焼は眠いのでほどほどに寝る


我が家の窯焼は、夕方点火して明くる日の夜8時から10時に焼きあがる。
時間にして26~29時間かかる、よその窯では24時間以内で焼いているようだが、はじめの湿気抜きに十分時間をとっているので実質同じことかもしれない。
毎回の事ながら窯詰めに時間いっぱいかかり疲れたところで、すぐに火をつけ窯焼を始めてしまうのだから夜は眠くてつらい。

昔は、1時間おきとか2時間おきとか、温度を上げるのは3じかんごにしようと窯に合わせていたが、
起きるのがつらかったり、寝過ごしたり、おかげで焼き上がりの時間が大幅に伸びてしまったりすることが多かった。
窯焼の明くる日、頭がボーとしたまま町に買い物に出かけた時、赤信号が目に入らず信号機を見落としてしまい対向の青信号で走ってきた女性ににらまれた事もあった。

最近は自分にとって都合のよい熟睡しないで楽に起きられる方法を見つけた。
耳元でラジオを掛け電気をつけたまま寝ると熟睡しないですむ、そうした準備をしてタイマーを90分にセットする。火力の調整も90分にちょうどになるよう上げ幅を決めた。
自分のスムースに起きられるリズムは90分ということを発見、こまめに起きなければならないようだがこの時間がスッキリ起きられて明くる日まで疲れが残らないような気がする。

たまにはNHKラジオ深夜便「心の時代」だったかな、を聞いて眠れなくなってしまったこともあるが

室田嘉一郎 作陶展

個展の案内状できました

案内状の写真



会場案内図

会場案内図

2008年1月22日火曜日

富山「手作り細麺」

そば処老舗つるや本店のご主人は益子焼の大ファンで、以前から益子に足繁く通い
店内には益子の作家の作品、人間国宝の浜田庄司や同じく島岡達三の作品、他益子焼室田嘉一郎の作品などなど展示されております。

この写真はご主人が撮影された店内の展示作品です 
益子焼作品展示の写真

おいしい手打ち細麺ご馳走様でした。(ご主人は「手抜きうどんなどと冗談を言っておられましたが・・」)しこしこ、固すぎず喉ごしのよいおうどんおいしく頂きました。
さすが老舗の味ですね。

つるや本店地図


2008年1月20日日曜日

薪ストーブ

時計型薪ストーブ


薪ストーブの中で一番安く、売れているストーブだと思う。
我が家でも愛用というか経済を考えるとつい選択しが無く、このては鉄板で出来ているため寿命が2年ぐらいで、たいがい底に穴が開いてだめになる。
数年前に思いついて、ドラム缶の蓋を切り抜きそのストーブの底に敷いてみたら倍ぐらい持つようになった。
薪ストーブの写真




買ってそのまま使うと隙間が多すぎて空気が入りすぎるので燃えすぎて暑い、薪もすぐに燃え尽きてしまう。
やっとそのことに気がつき蓋を外して叩き合わせなおしたらすこぶる調子がよい。




湿った薪を燃すと煙突から水蒸気が沢山出る
薪は半年以上乾燥するとよく燃えるといわれ、乾燥するほどいいと思っている人が多いが、割って2ヶ月も乾燥すれば実用できる、とろとろ燃すには燃えすぎずほどほど乾燥がよい。
乾燥が足りないような時はストーブのそばで暖めながら使えば部屋の乾燥も防げる。
燃料から水分が余計出る分煙突の勾配は、繋ぎ目から汚れた水分が垂れぬよう、引きが少し悪くなるが外に向かって低い逆勾配にする。



じょうごで垂れる水を受ける
外部の立ち上がり部分から水がぽたぽた落ちるのでじょうごで受け、ホースで水を導きペットボトルに収穫するとよい。ひょっとするとこの水は炭焼きで採れる木酢液と同じかもしれない。
しかし、外の煙突の下は、上のH型吐出し口からも水滴が落ちるので、下を歩く時はくれぐれも注意が肝要。



ストーブから教わったこと
気がついたら工夫

気がつくことも大切、そして工夫をすればもっと生活が変化して行く
ほどほどは難しい

煙突の長さは長いほど良いということではない、短いと燃えにくくなるが物事全てほどほどの所にベストがある。
魚も魚たんと最新技術で捕りまくればあっという間に資源が枯渇するし、仕事もし過ぎれば摩擦もおき健康も害する。
ストーブのことはストーブに聞け
つまらぬことを今頃になってやっと気が付く事がある。以下に普段ぼやっと物を見ているか、表面ばかり漠然と見ていないで、物事よく観察せよということ。画家の話で「人物の内面まで現れている絵」というようなつもりで見ると中身が見えてくると思う。
早い話長いこと付き合っているとだんだん解ってくるということか



08.04.22 追記

薪ストーブ大活躍


今シーズン異常な灯油高、これを予期していたかのように薪とストーブが用意できていたので助かった。
その上、薪ストーブをたいたお陰で良質な釉薬の原料も取れた。
これから「土灰」作りという、ストーブの灰を水篩(水で溶いてフルイを通す事)し、あく抜きをして、乾燥という仕事ができた。

アリガタイ

2008年1月18日金曜日

牛久「きこうちそば」

ご主人のこだわり

そば処「梧桐」(あおぎり)は奥様と二人で切り盛りしている小さなお店だが、
特別注文で作ってもらった椅子、自作のテーブル、益子焼手づくりの器、などなどそこここにこだわりを感じる。
厨房はアイデアがいっぱい、壁面は無駄なスペースを作らず火回りは元科学者だけあって熱を逃がさない断熱設計や熱の有効利用の工夫がいたるところ見受けられる、エネルギーの高騰している今同業者が見たら「早速うちの店も・・・」と改造すること間違いなし。
もちろん、蕎麦は店造りのこだわりを見ても推して知るべし、そば通が何度も通うきこうちそばを始め4種類のそばはハイレベルでそれぞれのおいしさがある。 
メニューには季節になるとこれまたこだわりのきりたんぽが入ったりする。

ご主人の手が空いている時に、お気に入りの「椅子を褒めてあげると」大喜びすると思います。
ご主人の頭の中にはおいしいスパゲティーの作り方やグルメレシピが詰まっていてやってみたいことが沢山あると聞いています。

「蕎麦喰らいの日記」や他のグルメ情報でもよく取り上げられる。
追記(2016.02.19)
そば処「梧桐」閉店しました。・・・残念おいしかったなー

2008年1月17日木曜日

役に立たない「うさぎの飼い方」 パート4

またしてもうさぎに・・・


かわいい顔した「あたりちゃんにやられたー」。

本人何食わぬ顔でながながと「おひるね」

ファンヒーターが一大事、なんでかー。
うさぎのひるね写真




ファンヒーター修理

温度センサーの写真
今度の事件はファンヒーターの火がついても室温表示が0度のまま動かなくなって、温度コントロールが不能になった一大事。
このままでは室温が上がっても消火にならないで危険。「寒い日が続いているというのにまったくもー」。

温度センサーを触ってみたら直ったり0度になったりするので接触不良、うさぎにセンサーの付け根をかまれたのが原因と解り、コードを剥いで半田付けした。



修理中の写真
後ろの網とファンを外したついでにファンの羽や燃焼室にたまったほこりを、コンプレッサーのエアーで吹き飛ばしておいた。

以前焦げ臭かったことがあったが、こげたほこりの塊が出てきたので原因がわかった。
ファンヒータという暖房器具は、1年に1回空気の通り道のほこりを掃除しないと故障の原因になると思った


2008年1月16日水曜日

個展のDM写真これに決めた

個展のダイレクトメールに使う予定にしていた作品が期日に間に合わなかったので、焼き上がっている上出来作品3点の中から自分のデジカメで撮り、家族や「ギャラリーびんろう」の店長と検討の結果この写真に絞った。


DMの写真角皿

作者へのEメールは作者のホームページを下にスクロールし「ご意見ご感想欄」を利用すると作者宛に届き、公表されません。

2008年1月15日火曜日

古い太陽風呂(太陽光温水器)

もったいない

太陽風呂の修理

10数年前近くの農家から要らなくなった太陽風呂をもらった。
このような受光パネルとタンクが一体になっているタイプは昔あちこちの屋根に乗っていたが、今はこれほど原始的なものは見られなくなった。

お古の太陽風呂の写真
20年以上使い込んで、しばらくの間屋根からはずされ雨ざらしになっていたもので、傷みが激しく我が家にきてからもしばらくはどうするか迷っていた。
だが、使えるようになったときのことを考えたら捨てられなくなり、分解し暇を見て少しずつ修理することに決めた。
大変だったのは、中に水が流れる受光部にピンホール百箇所以上見つかったこと、此処から水が沁み出し断熱材を水浸しにしていたことが判明ステンレスでも長い間にはこんなになってしまう。
幸いステンレスの半田付け用のスーパーフラックスの手持ちがあったので、ピンホール部分を布やすりで磨きスーパーフラックスの威力に助けられながら半田を盛り上げピンホールを退治した。肝心要のこれさえ終われば出来たも同然だが、まだまだ時間のかかる単純作業が続く。
グラスウール断熱材の乾燥と追加、ゴムのジョイントの裂け目を自転車のパンクハリの要領で貼り付け、外部の塗装、アングルで屋根に置く架台の作成、ガラス磨き、そして家中総動員して近所の人手も借り屋根に、今思うと危険な高所作業で誰も怪我せず無事終わってよかった。
その後、水を入れた時重さ300kg以上になって、うちのやわな屋根は大丈夫かなと思い当たり、天井裏に入り梁から屋根に突っ張り棒の補強材を打ち付けた。

使い勝手は今のものにかなわないが、昔の物は頑丈に出来ていて単純だ。
メンテナンスも簡単だし、夏の晴天の日の入浴は水で埋めないと入れないほど高性能古いからといってバカにできない。(今オーバーホールしたらまた20年ぐらいいけるかも、自分とどっちが長生きするだろうか?)
電気代がかからず、ガス代も安上がり、「毎月3000円づつ節約できたとして10年間では・・・」なぜか此処にゲンナマがないのが不思議だが、その代わりに二人の子供が無事成人した

配管の写真

ブログ投稿入力画面のツールバー取調べ中

ツールを使って表示を確認中


どのような現れ方をするかこれを参考に使い方を考えます

太字
斜体
下線
消し線

ヘッダーH1

へっだーH2

へっだーH3

字下げ

引用はどんなとき、どういう使い方をするものなのだろう?
果たして現れ方は?
リンク
{/犬/}(えもじ)

(くぎり)

(改行)
フォントさいず特小
フォントさいず小
フォントさいず中
フォントさいず大
フォントさいず特大
くろはい
あかこいあか
みどり
あお
おれんじ
ピンクはだいろ
みずいろ
はてないろ
いろいろ楽しそうです
実体参照


08.03.14追記
実際にツールを使ってみて何がどうなるのか一目瞭然はっきりした。
これからこれを参考にして見やすいブログにしようと思う。
それにしてもPlalaのブログは、テンプレートの種類は他に負けているかも知れぬが基本はしっかりまとまっているし使い易いと思う、何より安心して使えそうだ


08.03.23 追記

 

「記事の拡張」の取調がまだだった。


果たして思っているような特別な機能なのか?
入力の結果、これは無くてもいいような気もする、モチロン有ってもいいようなものだった。
「記事の拡張」の追加記事に入力したものはそのまま前の記事に続けて表示されず、ここにリンクされると言うのがわかった。

2008年1月12日土曜日

井戸の凍結防止最上策はこれ

水道の写真

益子の寒さで住むには

昔埼玉に住んでいたころ、そのころの水道の配管は塩ビ管が使われていた。あるとき寒波に襲われた時、暖かな日差しで壁が温められた昼ごろコンクリートの床が水浸しになり、外に出て壁を見ると2階の流し付近の壁から水が流れ出ていた。もし留守だったら・・・
今では水道に塩ビを使うことは許可されないと聞いたが、
益子に住んだら埼玉なんてものではない、蛇口をひねってお湯を掛けたぐらいでは出ないで10時ごろまで出なかったこともたびたびある。井戸ポンプも何度凍らせたことか。幸いなことにポンプはいまだに健在、他に水周りで大事故になったのは空焚きで風呂釜を壊したことぐらいで凍結ではない、20年も使えば寿命と考えたほうがよい。
井戸の凍結防止もいろいろな作戦を試みた、まず井戸ポンプは冬場電球で暖めるかつポンプ部分を断熱材で囲う、屋外の蛇口付近を断熱材で保護する、温水器の配管には機会を保護するため凍結防止のヒーターを巻き付ける。ということを中心にあの手この手をやってみた挙句、
現在もっと最上と思われるのは、外の流しの蛇口を加減し水を出しっぱなしにするのが一番ということになった。
宋休さんの話で「電池が切れていました」というテレビのリモコンの話に似た話になったが、
水加減の写真

しかし、実際やってみると、水加減が少なすぎると凍るし、多くても特に寒い日には流しに流れた水が大きな氷になって出口をふさいであふれてしまったりお天気しだい、そこで蛇口を調整して1時間に1回以上井戸ポンプの音が聞こえる程度水を出すのが最上。
あるとき几帳面で親切なお客さんが、出しっぱなしの水を黙って止めて行ってくれたらしく、弁当づくりに早起きした母さんがあせった。まあこんなこともあろーな・・

というわけで、この冬は今の所「水出しっぱなし作戦」今の所うまくいっています。

(07.1.14)今朝の寒さはきつかった、がぎりぎりセーフ
ともあれ寒さはこれからが本番くれぐれもご注意を・・・

井戸ポンプの中に白熱球を付けるのはあまり効果ない、水を出し定期的にタンク内の水を入れ替えて地下水の熱を利用するほうが効果的で電気代もかからない。

2008年1月9日水曜日

飯碗つくってます

飯碗つくりの写真
個展に間に合わせようと最後のつくりにかかっていますが狭い細工場物を作っても置くスペースがありませんどうしたらいいの、という中でもしつこく作っているので能率の悪いこと・・。

今日は飯碗を水引きしました。形や大きさが不ぞろいなのは「手作りの良さ、とか手づくりだから・・」とお客さんがいいほうに解釈してくれるのに甘えながらも、見込みに邪魔な指跡が残らぬように使い勝手に気をつけ気を抜かぬよう、しかしラジオも楽しみながらつくりの時間切れを横に感じながら今日も仕事をしています。
今年は子供用飯碗も作りました。子供ばかりかメタボや糖尿、ダイエット中の人も小さい飯碗でカロリーを減らし、オカワリはかる目にして満足してください。

2008年1月8日火曜日

益子焼個展の準備中です

2月5日から益子町のつかもと陶芸広場店2階「ギャラリーびんろう」で個展を開催します。本日一部窯出ししました、もう2窯ぐらい考えていますが間に合うかどうかドキドキしています。


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役に立たない「うさぎの飼い方」 パート3

猫になってしまったかな

コタツの住人の写真
うさぎは夏の暑さには弱く、冬はいくら寒くても大丈夫と聞いたことがある。
しかし、「あたり」は家の中で飼っているので今の時期コタツを巣穴と思っているらしい。
「猫はコタツで丸くなる・・」という歌があるが、コタツの中で長々と安心しきったリラックスポーズを決め込んでいる。
コタツの中で寝てばかりではない、一人はしゃぎまわって運動会、またコタツの足や天井の枠などかじられて角がなくなっている。猫みたいにコタツが大好きだ。うっかりうさぎが入っているのを忘れるとコタツに入れた手をとがった爪で引っかかれることがある。
長く入っているとのぼせるのか外へ涼みに出てくる、毛皮を着ている割に寒がりだ。


うさぎの被害にあった電子カーペットのコード

コードがキズだらけの写真
うさぎは細長いものを見つけるとすぐ噛み切る。「だめ」といっても効き目はその時だけ、人の見ていないスキに「ちょっと」かじる。
さすがうさぎの歯は鋭く「スパスパ」よく切れる、電気が通っているのに感電しないのかなと思う。たまにお母さんが感電の被害にあって「キャー」と、奇声を上げる。

電線の黒い所はチューブをかぶせ、はビニールテープで絶縁したところ。



2008年1月3日木曜日

個展に向けて窯出し

柿釉面取花生の写真
窯焼

12月30日の窯焼は還元後の温度の上がりがいつもより速く、焼不足になるだろうと予測し1200℃を過ぎてから引き伸ばし作戦を取り、さらに最終温度低温部1260℃で窯を止めるところ15分ほど延長高温部は1350℃まで上がっていた)こんなに高温になるなど今まで経験したことのない窯焼だった。
焼きすぎを心配しながら2日から3日に窯出ししたが、焼き過ぎにならず黒釉などは今までに無いような調子の良さで迷わず思いどうりに焼いてよかったと胸をなで下ろしました。

釉掛けのつらさ

凍りついた釉桶、氷を出して手で攪拌するとき、心臓がギュと縮んで心臓に痛みが走り冬の釉掛けは「年寄りには危険だな」と思う。



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