2009年8月7日金曜日

「素焼き」に2倍時間を掛けた結果は・・・

練り込みの鉢を如何にキズを出さず素焼きするか、8/4にブログにかいた通りの方法で素焼きをしてみたが、その後ゆっくり冷まして開けたのに結果は思っていたほど甘くは無かった。

21cm大の練り込み八角鉢31枚のうち7枚冷め割れ(大きな割れ)、4枚接着不良という成功率70%の成績。モチロン同じ窯に入っていた轆轤で挽いたものは100パーセントだったが、肝心の練り込みの数が足りなくなってしまった。

本焼きでもロスが出る可能性がある。
納期までまだ時間があるので作り直しだ。注文品は「こわーい!」



8/4に書いた「今日の仕事」の記事

「素焼き」に2倍時間を掛けた

昨日の夕方窯に火をつけ、消したのが今日の午後4時、21.5 時間というと本焼きとほぼ同じ時間かかっていて笑われそう。
今回の素焼きは注文の練り込み鉢がメインで入れてあるので、慎重の上にも慎重に時間をタッップリ掛け素焼きをした。

素焼き安全策ポイントは3っ
  1. 点火して始めの乾燥時間をドアを開けたままドア代わりに新聞紙を暖簾のように吊り下げバーナーを絞って5時間湿気抜き乾燥。
  2. 温度上昇を抑え上昇カーブをゆっくりにした。
  3. 焼き上がりで火を止めず、火力を落としダンパーを絞りゆっくり温度を下げキズを出しやすい温度を通過してから消火した。

燃料代を考えない、ただひたすらキズを出さないための素焼きで、自分で考えられる全てを試みた、これ以上の安全素焼きは考えられないが、結果は窯を開けてのお楽しみ・・・

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