2014年1月29日水曜日

敷板にぴったりの端切れ

大谷観音で道を尋ねたとき、仕事を休んで教えてくれた親切すぎる大工さんに頂いた杉の端切れ。

話し始めたら道案内に始まってとどめなく、今凝ってる焼物の話やら、大工さんお勧めの「にらそば」のうまい蕎麦屋紹介やら「大盛りはたのむんじゃないぞ、食べきれないから」など聞かされ、
そのうち自分の車の中を物色し「道路に落ちていたのを拾ってきた、邪魔なんで片付けてきてやったんだぞ・・・(言い訳と冗談いっぱいで)、世界遺産の杉あげるよ使っとくれ、焼き物の下に引くのにちょうどいいだろ・・・」と一枚の香り豊かな杉板を手渡された。
「これも坂東19番札所大谷の観音様のご縁かも・・・」と思いつつ、そのまま素直に「ありがとう」と頂いてきたのがこの板、この端切れのおかげで帰りの車中は杉の芳香が漂っていた。

もらった端切れがどのように変身するか、そのままでも赤身が多く細かい年輪も見事だが電気カンナで表面を削り粒度を4段階変えたサンドペーパーで丁寧に磨いてみたら、虫食いが気になるものの結構な艶が出てなかなかのものになった。

早速、作陶展で使えそうな敷板ができた。

杉板の写真
拾ったのをもらった杉の端切れ

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