2022年9月14日水曜日

どこも悪くなかった

 最近、素焼きをした時の失敗
気付くのが遅すぎ(そろそろ認知症の始まりかな?)
ガス窯には図のようにバルブがたくさん使われている、ガスはボンベからバーナーに行き着くまでに№1から№14までを通過してやっと着火できる、この窯ではなぜかバルブ(A)側と(B)側の2回路に分けられているが、こんなにバルブが必要なのだろうかと思う。
配管図
今回の素焼きでは、まさかのバルブ(B)の開け忘れ、ガスの入っているのは(ボンベ№4)だったのに(B)の回路が通じていなかったというお粗末な話。
要するに配管の中に残った液化したガスが気化された分に火が付きしばらくの間は火がつくという現象、何回も残りのガスに窯に火を付けては消えを繰り返し、何故かが見つからず無駄に2日間も窯に火を付けてはを繰り返してしまった。
土曜日ということでガス会社は休みで聞くことができない・・・。
頭から必要なバルブを全部開いたつもりで窯に火を入れているので気が付くのに時間がかかってしまった。
原因が分かってしまえば「一つのバルブが・・・開いてない、なーんだこれかー」と言ったばかばかしい話だったが、
真っ先にベーパライザー(ブタンガスの気化装置)の故障と勘違いしてしまったのがいけなかった、火は付くがしばらくすると消えてしまう、とうとうベーパライザーの寿命が来たのか「なんせ古いからなー、室田窯もしまい時になってしまったか?」と情けない気持ちになりながら、
窯のバーナーも傷んできたし、窯のレンガももひび割れが進んできた、カーボランダムの棚板もゆがみがきになる、道具ばかりか自分の身体も記憶も歳相応という現実、あれやこれやその場で金をかけずにメンテナンスしながら行くしかないか?
次の本焼きはいつも通り無事終了、だましだましあと何回窯焼きができるかな・・・?

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