2019年3月9日土曜日

瀬戸屋の腰痛

子供のころ住んでいた東京では産地にかまわず陶磁器を扱う店は全て瀬戸物店と呼んでいた。
益子で店は民芸店、焼き物作家は自分達のことを瀬戸屋、周りからも瀬戸屋とか瀬戸屋さんと呼ばれている、
その瀬戸屋たち、年ともに腰痛に悩まされている人が多い、轆轤で前かがみになる姿勢がよろしくないらしい。
「ギックリ腰で3日間働けなかった・・・。」「脊柱管狭窄症で手術した・・・。」「医者に腰痛コルセットを買わされた・・・。」「アグラで轆轤引きしていたが、椅子に座るようになりよくなった・・・。」といろいろ聞こえてくる。
アグラで轆轤をするのは腰に余計な負担が掛かる、その上に猫背、これが特によくない。
自分も3年前歩くと痛みが足腰に出る、重いものが持てないと整形に診てもらい、脊柱管狭窄症という診断が出たので、以来薬と超音波治療器を毎日続けながら、だましだまし身体を使っている。
暮れから年明けの1.5か月ほど家に被ってきた木の枝や伐採、薪割などロクロをを離れた生活のおかげか、幾分楽に過ごしている。

健康も大事だが注文が減ってしまったし、いつまで瀬戸屋が続けられるだろう?

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