2018年4月28日土曜日

益子焼の練込

久しぶりに練込作品を作る。
ビームスから角皿と楕円鉢それぞれ大小の練込作品でオーダーがあった。
益子焼には大き目の柄が似合うのではと鉄分の含有量3種類の粘土を準備し角皿を鶉紋様、楕円鉢を矢羽根紋様に、いかにも練込らしい紋様を大きめの柄で取り掛かった。
練込は粘土を何層も積み重ねるので接着面がキズになりやすい、接着面に空気が入らぬよう圧着し、型に乗せる前も紋様の出具合と付き具合を点検し直し、型取りしながら粘土をよく締め、それぞれ時間をかけ注意深く、乾燥はゆっくり時間を掛け注意深く作るもの。

今ゆっくり素焼き中。
すでに乾燥までに割れた数19枚(25%)、歩留まりが悪すぎる、この後焼きあがるまで何枚増えるのか?

練込の失敗
粘土に鉄の粉を混ぜる時、とけきれぬ鉄の粉が点在し黒点になり失敗した。
スライス粘土の重ね部分の接着不足。
締め不足による縁切れ。
乾燥が速すぎて割れる。

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